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2015/08/25

Marvin Redpost #1: Kidnapped at Birth?


Marvin Redpost: Kidnapped at Birth
著者: Louis Sachar
語数:5,209
読みやすさレベル:2.5
評価:★★★☆☆

Marvinは実は9年前にさらわれたShampoon国の王子?王子は自分と同じ赤毛で青い目らしいし、高貴な証と(先生に)言われた左利き、家族の誰にも似ていないし.....。何かの間違いでRedspot家にやってきた??

日本でも「お前は橋の下から拾ってきた」って冗談で親が言ったりしますが、アメリカなんかでも「僕はウチのコじゃないのかもしれない」と思うパターンてあるんですかね。

はじめは冗談のつもりでMarvinもそんなことをふと言ってみただけだったのが、友達から煽られてだんだん信じるようになり、ついには血液検査にまで行ってしまう。
Marvin、お前はなんてバカなことを言っているんだ。お前はうちの子だよ!と一蹴してもいいのだけどMarvinの気が済むように協力してくれる家族。最後の結果が楽しみだったけど、あれで良かったんだと思います(Marvinは子どもらしい理由で自分の出自に納得していたけど、家族って血筋じゃなくて今までの関係だったりするのかなあとも思うので)。
でも学校に戻ったらクラスメイトたちになにか言われたりしないのかなあ...。25セント受け取っちゃってるし......。

お話自体はやはり幼い子供向けの印象でしたが、話のテンポが良く、非常に読みやすかったです。