Return to Earth
著者: John Christopher、 Susan Binder
語数:6,250
読みやすさレベル:2.5
評価:★☆☆☆☆
あらすじ:時は2029年。主人公のHarlは宇宙へのミッションへ発とうとし、恋人のEllenはあるプロジェクトに参加する科学者である。そのプロジェクトとは人類全体をテレパスにすること。Harlが8年間のミッションから地球に戻ってくると地球上の時間では100年が経過していた。その時人類はどうなっていたのか…?
表紙が怖いです。Oxford Bookworms Libraryのシリーズって、表紙と中のイラストのギャップが激しくてガクッと来ることが多いです。この本に関して言うと、中のイラストは表紙みたいな感じではないです。安心して本にカバーでもかけて読んでくださいw
こういうSF、未来小説って好きなんですよね。ただ、これは★2をつけてしまいました。設定は好きなんですけどね…。
なんというか人類をテレパスにすれば争いはなくなるとか、どれだけ性善説を信じているのやら。科学者のくせに全然想像力のかけらもないのにがっかりした。ストーリーの中心はHarlが地球に帰ってきてからなのだけど、老人が出てくるまで劇的な出来事はなく。
これまでOxford Bookworms LibraryのStarterやレベル1辺を何冊か読んでみたけれど、中途半端な物語が多い気がします。
Lv.2 ★2 SF・ファンタジー