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2012/02/11

Surprise Island (Boxcar Childrenシリーズ2)

Surprise Island (Boxcar Children 2)

Surprise Island (Boxcar Children 2)
著者:Gertrude Chandler Warner
語数:22,666
読みやすさレベル:3.0
評価:★★★☆☆

クウネルヨム:Boxcar Childrenシリーズ

1巻目で孤児だった4人兄弟Henry, Jessie, Violet, Bennyはお金持ちのおじいさんと暮らすことになりました。今回はおじいさんが所有する島で夏休みを過ごすという内容です。

おじいさんが大金持ちなので、滞在するのは高級リゾートホテル…かとおもいきや、なんと納屋。子どもたちはものがなくても、自分で作ったり、工夫したりするのが大好き。魚釣りをしたり貝をとったり島を探検したりします。

今回はおじいさんの管理下にある島での生活なので、サバイバルと言うよりキャンプに近いです。

しかし今回は謎の男が登場します。この人物は一体誰なのか。そして島を探検しているときに発見したものは…?


2巻目以降はミステリーっぽくなると聞いていたのですが、悪漢が出てきてハラハラどきどきするとか大ピンチに陥るという感じではありません。

出てくる人々が皆いい人なので安心して読み進められます。皆いい人で、何のトラブルもないのにどうしてお話が面白いのか…。不思議です。

私がこの話が面白いと思う点は、やはり前巻に引き続いて、子どもたちの生活の様子なんですよね。女の子たちが細々とした家事をしたり家を飾り付けたりして、男の子が家具を作ったり魚をとったりする。そして大人たちを呼んでご馳走したりする…。子ども達が主役になって身の回りのことをこなしていく、なんというかおままごとのような(といっても結構大掛かり)雰囲気が好きなんです。

そして今回は島の発見や謎の男との出会いなどが加わります。
正直2巻目以降は余り期待していなかったのですが、もうちょっと続けて読みたいという気になりました。

Surprise Island: 
The Boxcar Children Mysteries #2
(Kindle版)





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(1〜12巻セット  Kindle版)