
In Aunt Lucy's Kitchen
著者:Cynthia Rylant
語数:3,937
読みやすさレベル:2.3
評価:★★★☆☆
The Cobble Street Cousinsシリーズの1冊目。
Amazonのなか見検索で見てからずっと読みたかった本。
あらすじ:
両親が仕事でいない間、Lucyおばさん(といっても若い)の家に住んでいるLily, Rosie, Tess。夏の間”Cookie Company”を始める計画を立てます。そしてクッキーを届けた地域の人と素敵な出会いがあって…。
自分たちでクッキーを作って売ったり、出し物を考えてお客さんたちを招待したり。地域の人との交流をそれはステキに描いています。
3人の女の子がクッキーを届けた先でMrs.Whiteという90歳のおばあさんに会うのですが、この出会いが私は好きです。年をとってあまり遠出することもなく、90歳の誕生日にクッキーを一人で食べるようなおばあさん(でも、猫のぬいぐるみを作るような趣味もあって、穏やかで素敵な人です)と、3人のかわいらしい女の子たち。なんというか、年をとると体も言うことをきかないし、孤独だったりするんじゃないかなって思うんです。でもこのお話の中ではそういう老人が女の子たちの家に招待されてたりする。この作品にはもう一つラブストーリーに発展しそうな線もあるんですが、わたしはMrs.Whiteのような人が気になります。後のシリーズで彼女が出てくるといいな。
中のイラストもカラーではありませんが鉛筆で描いたような優しいタッチのイラストがたくさんあってつい見入ってしまいます。

Lv.2
★5
人間もの
ほのぼの
作者:Cynthia Rylant