My Father's Dragon
著者：Ruth Stiles Gannett
語数：7,385
読みやすさレベル：3.5
評価：★★★☆☆
あらすじ：
父さんがまだ子どもだったある雨の日、かつて冒険家だった猫と出会う。その猫から聞いたかわいそうなドラゴンの子どもを助けに父さんは家を出て船に潜り込み冒険に出かける。
小学生の時読み聞かせの時間があって、その時この本に出会いました。これをよもや英語で読むことになろうとは…。
私は冒険のための準備をするシーンが好きなんですよね。恐ろしい動物たちのいる島に単独で乗り込もうとする時、どんな準備をするのか。そしてそれを使ってどうやって動物たちをごまかしながらドラゴンのところまで辿りつけるのか。最初から最後まで飽きさせません。
再読してみると結構忘れていることや新しい発見もありました。
小さな事ですが、びっくりしたのが物語の冒頭で出会う猫がメスだったことです。確かに日本語版も「わたし」と言っていた気がしますが、小学生の頃からずっとオスだと思っていたので目からウロコです。男か女か、物語の進行上全く関係ないのですが、英語だとsheかheで性別がわかりやすいんですね。
