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2015/08/28

East 43rd Street (Cambridge English Readers Level 5)


East 43rd Street Level 5 (Cambridge English Readers)
語数:22,502
読みやすさレベル:5.0
評価:★★★☆☆

クリスマス目前のニューヨーク。
冴えない中年の私立探偵、Marleyが行きつけのバーで飲んでいると、その場所にそぐわないゴージャスな女性が入ってきた。興味を覚えたMarleyはバーを出た女性の後をつけるが見失ってしまう。次の日、その女性が探偵事務所にやってきて仕事を依頼する。その仕事とは、夫に宝石を届けてほしいというもの。しかし、そこにはワナがあり、Marleyは強盗容疑でつかまってしまう.....。

普段探偵モノをほとんど読まないのですが、今後ペーパーバックに移ることを考えると、舞台が学校で主人公が子ども、の児童書より、こういう作品も読んだ方がいいのかなあ、という考えでこちらのGR(Graded Readers)を手に取りました。

読み慣れないジャンルにしてはなかなか楽しんで読めました。
仕事を怪しいと睨んだMarleyが次々と手を打つ様子に、単純に「頭いいんだな!」と思いましたし、アシスタントのStellaの機転や、Oldenbergの小憎らしい態度、Mr.Lamの怪しい雰囲気などエンターテインメント要素がたくさんつめ込まれています。
クリスマス前のニューヨークでぽいっと女性からもらった報酬の2000ドルを寄付してしまうMarley(ビンボーなのに......)が好きです。


2015/08/22

Forget to Remember (Cambridge English Readers Lv.5)


Forget to Remember Level 5(Cambridge English Readers)
語数:24,999
読みやすさレベル:5.0
評価:★★★★

Janは認知症の母親の面倒を見ているが、悪化していく母親の介護に疲れ果ててしまっている。姉のKateに援助を求めるが、その夫の反対や、仕事が忙しいなどの問題もあり、うまく行かない。姉妹の確執や、Janの娘の変化、Kateの夫婦問題、そして母親は...?

認知症の母親のことを扱った作品だけど、母親を巡って立場の違う登場人物の葛藤や変化が見どころかな。

とにかくJanとKateの格差と価値観が違いすぎる。Janは進学させてもらえず、定職についていなくて、離婚しており、娘も無職でドラッグをやったりする人。母親の介護をやってるから仕事の面接にも行けない。一方Kateは進学し、今は弁護士として働き、実業家と結婚して子どもは大学に通っている。家もお手伝いさんがいるような大きな家。Janは「(介護で)疲れたわ」と言っているのに対してKateも「わたしも(ヴァカンスで)疲れたわ」と言っちゃう。

最後のまとめ方は綺麗すぎだと思ったけど、色々な問題を扱っていて最後まで止まらずに読み進められた。





2012/10/19

Dolphin Music (Cambridge English Readers Lv.5)


Dolphin Music Level 5 (Cambridge English Readers)
語数:23,267
読みやすさレベル:5(ホントに5?実感としては3〜4くらい)
評価:★★★☆☆

このCambridge English Readers、タイトルの"Dolphin Music"だけだとナショナルジオグラフィックみたいな自然ドキュメンタリーものを思い浮かべちゃうけど、ところがどっこい、がっつりとディストピア小説ですよ。うわー。

"1984"(記事)といい、"the Giver"(記事)といい、ディストピアもの大好き人間としてはまさかGRで(しかも書きおろし)こういうのが読めるなんて、と感激。

内容はね、「希望のあふれる『1984』」って印象です^^
展開は次に何が起こるか大体予想がつくので1984やthe Giverほどのクオリティーというわけではないのだけど、こういう話、好きだわー。

なによりGRレベル5なのに、YL3〜4くらいのテンポでGUNGUN読める。
しかもこのディストピア設定!

Cambridge English ReadersはSFや近未来物がいくつもあるみたいなのでもっと読みたいな〜。